第1章 マップエディタの基本的な概念
マップエディタってなに?
このマップエディタプログラムを使用すれば「サドンストライク」用のマップとミッションを作成することができます。 このマップエディタは「サドンストライク」を開発した時にマップデザイナーが使用していた開発用マップエディタを使いやすくチューニングしたプログラムなのです。 ですから開発マップエディタと同等の機能がすべて入っていますので、ゲーム中のキャンペーン、シングルミッション、マルチでプレイするマップやミッションと同等の物を作成する事ができるのです。
オブジェクトを配置してマップを作る
マップは大きく分けて「夏、秋、冬、砂漠、海岸」という分類に別れ、マップを作成する際には、どのタイプのマップを作るか決めなければなりません。 次に草地、湿地、沼地、砂地、水の地形パーツを駆使して、マップの骨格を担う地形を作ります。 次に木を配置して森を作り、道を配置して道路を結び、建物を配置して街、工場、基地、農地を作ります。 また、川には釣り舟、海には停泊する船舶などを配置し、マップとしての厚みを出して行きます。
ユニットを配置する
マップのデザインが完了したら次の作業としてミッションの作成に入ります。 ミッション作成の段階になってからやっとユニット配置が可能となります。 オリジナルマップで一番重要な作業の一つがユニット配置です。 シングルプレイ対応のミッションを作るのならプレイヤユニットと敵プレイヤユニットを配置します。 また、同盟国をミッション中に登場させるなら同盟プレイヤユニットも配置する事も可能です。 航空支援の設定も各プレイヤ毎に可能、条件に合わせて出現させる増援部隊の設定も合わせて行います。
シナリオを作成する
マップにユニットの配置が完了したら次にロケーション、トリガー、ゲート、スプリクトを設定して行きます。 例えば、プレイヤユニットが全滅したらゲームオーバーにする、敵ユニットが全滅したらクリアにする、ユニットの半分が破損したら増援を呼ぶ、基地を占拠すると航空支援が呼べるようになる、などの設定が行えます。 ここでの設定がミッションのシナリオとも呼べる要素となります。 また、マルチプレイであれば飛行船の配置を行い、占拠後に出現する援軍を指定します。
ミッションをコンパイルする
マップとミッションの作成が完了したらミッションをコンパイルしミッションファイルを作成します。 作成したミッションファイルをWebPageにアップロードし、サドンストライクユーザー同士で楽しんで頂けます。 マルチプレイ用のマップを作成した場合は、ホストとしてゲームを立ち上げて作成したマップファイルを選択すれば、ログインしたユーザーには自動的にマップファイルをコピーさせるので、手間な作業いらずで対戦が可能です。
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